しっかりとした厚みでできた「ベースの箱(生地箱)」に、薄手の「貼紙」を貼り合わせることで仕上げた箱タイプ。
完成した状態で納品します。
厚手の箱に、さまざまなバリエーションの「貼紙」を
コーディネートすることで、紙箱らしい良い質感を生み出します。
全自動の機械生産と仕上げを手作業で行う生産方法があります。
手作業で行うことで、小ロット対応も可能となります。
その名の通り、箱本体(身箱)に一回り大きいフタをかぶせるタイプです。
※私たちは箱本体のことを業界用語で「身箱」と呼びます。
箱本体(身箱)は「内箱(インロウ)」「外箱」2つの箱で構成され、
フタと箱本体はフラットに合い、高級感を演出することができます。
構成要素が多い分、高価となります。
貼紙(表面に貼る紙) | ファインペーパー・デザインペーパー(カラー紙) 紙加工に使用する専用紙。さまざまな銘柄とカラーバリエーションがあります。 メジャーな銘柄としては「NTラシャ」「ビオトープGA」「タント」など。 当社でよく選定する紙は「カンタン自動見積」ページを参考にしてください。 その他の紙をご希望の場合は当社の「箱プランナー」がご提案いたします。 参考リンク/貼紙の取扱会社 |
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生地紙 | チップボール 貼箱のベースに使用する板紙(厚紙)紙リサイクル再生パルプの比率が高い再生紙です。 厚さ0.5~2mm以上、紙としては厚地です。 当社では13号(紙厚0.9mm=仕上り厚1.2mm程度)、 20号(紙厚1.4mm=仕上り厚1.8mm程度)を主に使用します。 |
箔押し加工 | さまざまな色の「箔(フィルム)」を紙に熱転写することでデザイン表現する方法。 箔色には、金、銀、黒、白、その他の特色など、さまざまな色を選択できます。 箔ならではの発色やメタリック感(金・銀など)、紙にプレスすることで生じる質感は、 オフセット印刷にはない上質感、特別感を表現することができます。 生産性の面でも貼箱と相性が良い印刷加工です。 |
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オフセット印刷 | 1色カラーからフルカラーまで、 自由なカラー表現ができる印刷方法。 ロット1,000個以下は割高になります。 |
標準的なサイズ | サイズは形式にもよりますが、1辺50mm程度の小サイズから、 1辺200~300㎜程度まで対応可能です。(50mm以下のサイズ希望の場合はご相談ください。) |
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箱の高さ100mm以上の場合 | 箱の高さ方向が100mm以上の場合、 貼紙の貼り方(展開図)が変わります。 フタ天面(身箱は底面)側面との間に、 紙の継ぎ目が生じます。 また、生産性が低下しますので、 価格面・納期面の条件が悪くなります。 |
※注文ロット・形式・サイズ・印刷方法等により大きく変わります。価格はオーバーする場合もあります。あくまでも目安としてお考えください。
※納期にはお客様都合による検討期間は含まれていません。
当サイトでは貼箱の自動見積・ダイレクト注文が可能です。
カンタン自動見積
ロット | 30~5,000個程度 ※オフセット印刷仕様は1,000個以上を推奨します |
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価格目安 |
100ロット 1,000ロット |
納期 | 試作希望の方はプラス1カ月程度 正式注文~納品まで 3週間~2カ月程度 |
初期費用・試作費 | 製版代(箔押し加工の場合) : 10,000~50,000円程度 箱サンプル制作費(無地) : 6,000円~ 箔押しテスト(校正)費 : 8,000円~+製版代 ※箔押しテスト時の製版から変更なく本注文となる場合、本注文時の製版代は発生しません。 ※オフセット印刷加工のサンプル制作ご希望の場合はお問合せください。 |
内貼加工 | 貼箱の内側は、生地箱(チップボール)の色が直接現れます(標準は白)。 オプション加工により、内側をお好きなカラーにすることができます。 |
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インロウタイプ (インロウの高さ設定) |
身箱の内箱の高さを(フタ+外箱)より高く設定する事で、 内箱が見える仕様となります。 |
耐水性について | 貼箱は基本的に耐水性がありません。 冷蔵・冷凍下での耐久性についてはノーギャランティとさせていただきます。 結露の多少により箱に対する影響度が変わりますので、 気になる場合はサンプル試作(有償)等による検証をお薦めします。 |
生地Vカット仕様 (シャープ仕上げ) |
貼箱の生地箱は基本的に、箱の角は若干丸みを帯びています。 生地箱をVカット加工にすると、箱の角がシャープとなり 独特の質感となります。 (スマートフォンの製品箱でよく見られます。仕上り厚は約2mm) |
その他の形式 | デコ箱 高さが低い身箱に一回り大きい底板を取付したタイプ。フタは底板に乗る仕様です。 (かつてのデコレーションケーキ箱の形状から名付けられた形式です) |
ブック式 箱本体(身箱)に「本(上製本)の表紙」のパーツを貼り合わせたタイプです。 フタと箱本体(身箱)は一体となります。まさに本のような佇まいになります。 そのままだとフタが容易に空いてしまうため、 留めるためのリボンを取り付ける仕様もあります。 |
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中枠・中仕切りについて | ご要望に応じて設計・加工します。 板紙(厚紙)等の打抜き加工、ウレタン材等を提案します。(型代が別途掛かります) |